オンライントーク|あらためてインターネットとアートの関係から「実在」を問い直す

コロナ禍が続く中、アートのオンライン展示についてのさまざまな試みが世界中で行われてきました。こうした社会的な動向は単なる展示空間の拡大の話に留まるものではなく、作品制作や流通のプロセス、あるいはアートという体験そのものを変容しつつあります。他方コロナ以前から、インターネットとアートの関係や、身体性、主体性、自律性といったテーマに取り組みながら「実在」を探求するアーティストたちの活動があります。2022年のいま、文化庁メディア芸術祭という環境がその両者が交差する場になっているといえます。
本企画では、地元のアーティストであるデハラユキノリさんとのオンラインコラボレーションで「パラレル高知」を制作したメディア・アーティストの谷口暁彦さんと、文化庁メディア芸術祭アート部門でこれまでに新人賞や優秀賞を受賞(共に菅野創との共同制作)している美術家のやんツーさんをゲストにお迎えして、それぞれの創作における「実在」の意味を捉え直します。

日時

1月24日(月)19:00〜

場所

オンライン配信
※時間になったら、以下からご覧いただけます。

登壇者

 

谷口 暁彦

メディア・アーティスト
多摩美術大学情報デザイン学科メディア芸術コース専任講師

1983年生まれ。メディア・アート、ネット・アート、映像、彫刻など、さまざまな形態で作品を発表している。主な展覧会に「[インターネット アート これから]——ポスト・インターネットのリアリティ」(ICC、2012)、「SeMA Biennale Mediacity Seoul 2016」(ソウル市立美術館、2016)、個展に「滲み出る板」(GALLERY MIDORI。SO、東京、2015)、「超・いま・ここ」(CALM & PUNK GALLERY、東京、2017)など。企画展「イン・ア・ゲームスケープ:ヴィデオ・ゲームの風景、リアリティ、物語、自我」(ICC、2018–2019)にて共同キュレ―ターを務める。

Photo by Daisuke Omori

やんツー

美術家

1984年、神奈川県生まれ。美術家。先端テクノロジーが持ちうる公共性を考察し、それらがどのような政治性を持ち、社会にどう作用するのか、又は人間そのものとどのような関係にあるかを「介入」する行為をもって作品を構築し、批評する。国内外の美術館やギャラリーで作品を発表する他、和田ながら演出による演劇作品の舞台美術や、contact Gonzoとのパフォーマンス作品など、コラボレーションも多く手掛けている。

ホスト

李 明喜

文化庁メディア芸術祭高知展運営事務局 本展キュレーター